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 公開質問状
 




                                    2010年5月20日
公立大学法人 大阪府立大学 
理事長 学長 奥野武俊 様             
                                 大阪府立大学問題を考える会
                                 代 表  中 井  英 二
                                      野 ア   清

 私たち「大阪府立大学問題を考える会」は、大阪府に要望書を提出、ホームページを開設し、シンポ
ジウムを開催するなど、府民をはじめ全国のみなさんに幅広く訴えかけ、検討を続けてまいりました。
それらの活動の中で多くの方々から寄せられた疑問点、問題点を集約した結果、下記のように公開質問
状としてまとめました。
 大変お忙しい時期とは思いますが、6月10日までに何卒ご回答下さいますようお願いいたします。

                   公開質問状

1.「府立大学のあり方についての見解」と「大学改革案」との違いについて
  昨年11月末に大阪府立大学学長名で公表された「府立大学のあり方についての見解(以下「見解」)
 と12月3日付の公立大学法人大阪府立大学名で出された「大学改革案(以下改革案)」は、両者全く
  異なる内容が示されています。
  先に出された「見解」では、総合大学としての在り方やその存在意義について詳細に書かれていま
  す。しかしながら、実際に大阪府の戦略本部会議に提出された「改革案」では、「見解」とは全く異
  なる、実質的な文系学部の廃止、理系中心の7学部を4学域に再編成する案になっています。この点に
  ついては、「見解」では「安易な選択と集中は避けるべき」として明確に懸念を述べられていたもの
  です。
  「改革案」と「見解」はいったいどのような位置づけの文章なのでしょうか?どちらが全学の意思
  を反映したものととらえればよいのでしょうか?わずか数日の違いで、全く異なる二つの文書がある
  ことについての説明をお願いします。

2.「理系中心」の改革を選んだことについて
  2005年の府立系三大学の統合で、7学部を有する総合大学として、発展の道を選んだ府立大学がこ
 のたびの改革で、再び「理系を中心とする改革案」を再編した理由を伺います。

3.文系学部の今後について
  府立大学の広報誌では、学部・学科の壁を越えた文理融合型の教育研究を行う必要性を考え、新し
 い学域を編成すると、学長は述べられています。(OPUvol.5、斐文会報344号)
  とくに現代システム科学域では、文系の学問の排除ではなく、経済学部と人間社会学部で培った専
  門性と理系の専門性を融合させた総合的な実践力を持つ人材の育成をはかるとあります。これは文理
  融合とは言え、文系はあくまでも理系の補完的なものと位置づけられていることになります。他の3
  つの学域はすべて理系です。 
  それでは、新しく設置される現代システム科学域において、現在の経済学部と人間社会学部のそれ
  ぞれの学科と専攻はどのような形で移行するのでしょうか? 全く廃止されてしまう学科・専攻があ
  るのではないでしょうか?
  具体的に説明をお願いします。

4、「改革案」の再検討について
  今回の府立大学の改革について、大学内からは、「行政による学問の自由、大学の自治の侵害」
 「大学の総意ではない拙速にまとめた案」という批判などが出ています。大学の外においても識者、
  卒業生、府民など多くの人々から、「総合大学をつぶすな」「府大のいっそうの発展をめざす方向で
  の改革を」「真に府民のためになる大学を」と声が上がっています。改革の方向に、これから受験を
  する高校生や保護者たちも戸惑い、府大を敬遠しつつあります。平成22年度の受験者数の減少にそれ
  が如実に現れています。
  それらの多くの人々の声に改めて耳を傾け、再度「改革案」について十分な討議を重ね、検討を加
  える必要があると私たちは考えます。この点については、いかがお考えですか?

                               以上よろしくお願いいたします。

            
 公開質問状の提出 



            
 
 

公開質問状の提出
左から:寺迫正廣副学長、中井英二代表、野崎清代表

 「大阪府立大学問題を考える会」は、これ  までの疑問点や問題点を集約して、府立大  学奥野学長に対して、「公開質問状」を提  出しました。  提出には、中井英二代表(農学部卒)、野  ア清(きよ)代表(女子大卒)、山本作治  郎(工学部卒)、野沢倫明(経済学部卒)、  松田勉(農学部卒)の5名が参加しました。  大学側からは、理事・副学長・学生センタ  ー長 寺迫正廣氏、総務部総合調整室長   船野智加枝氏、総務部総合調整室大学改革  推進グループ課長補佐 青木智氏の3名に  対応していただきました。
 

記者会見の様子



  公開質問状の提出後、記者会見を行
  いました。
  会見では、朝日新聞社、毎日新聞社、
  産経新聞社の3社の取材を受けました。