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大阪府立大学問題を考える会の結成に当たって

大阪府の橋下知事は、大阪府立大学に対して、従来の7学部のうち、経済学部、人間社会学部、理学部を廃止・再編し、総合大学を「理系特化」の大学にすることを強行した。

今年の2月に突然言い出した知事の当初のねらいは、大阪市立大学との統合、さらには私立大学への身売りまでも含めた府立大学の廃学であり、大学運営交付金108億円の削減(実際はそのうち国からの交付金が98億円)であった。

これは「赤字財政」を解消するために、教育・学術・芸術を切り捨て、一方で、府庁舎のWTC移転などによる大阪湾ベイエリアの大型開発に多額の費用を投資しようとする知事の姿勢の表れである。

 本来、改革は大学の内部で、所属教職員が英知を結集して自主的な努力で行われるべきものである。このような短期間に「改革」を要求すれば、学内の総意を反映するには困難であり、拙速な「改革」のそしりを免れない懼れがある。文系を縮小して、総合大学としての機能をかなぐり捨てた今回の知事のやり方は、将来の大阪の学術・文化にとって大きな損失である。

 大阪府立大学は、2005年府立三大学の統合により、従来になかった総合大学として、新生スタートをした。「2011年までの6年間のあらたな改革」として、統合後のセカンドステージと位置づけ、文系、理系の学問を総合的に身につけた真に力のある学生を育てる理念を持って、新しく出発したばかりである。

 知事は最近では世論の反対を意識して、「金の問題ではなく、府大の存在意義を高めるための改革だ」と言い出している。そもそも府大の存在意義とは何か。

私たちは次のように考えている。

 1、ユネスコ憲章で定めた高等教育無償に程遠い今の日本の高学費の中で、比較的安い公立大学の存在は府民だけではなく、全国的にも貴重な存在である。

2、大阪府民のいのちとくらしを守るために、解決しなければならない諸問題、雇用・貧困・教育・環境・健康問題などを研究し、具体的に援助できる場が府立の大学に求められている。

3、歴史ある大阪の学問・文化研究の砦として、大阪の文化遺産を守る場が府立の大学に求められている。

上記三つのことを達成するために、総合大学としての存在が必要であり、貴重な府費が多く投じられ、今の府立大学が築かれてきたのである。

今回の人間社会学部の廃止は旧大阪女子大学が築き上げてきた上方における文学の学問・研究などの多くの文化遺産の散逸につながる。知事が強行した国際児童文学館の廃止と同様であり、このままでは大阪の町は、文化果つるわいざつな町になっていく。

経済学部の廃止は、大阪の産業振興に貢献し、大阪の中小企業の支援・育成に努力をしてきた役割をないがしろにするものである。中小企業の繁栄のない大阪の経済はますます疲弊していく。

私たちは、大阪府立大学が、今後府民に開かれた、府民に貢献できる大学として、よりいっそう発展することを念願している。

私たちは、今後、これ以上の知事の横暴を許さず、大阪の学術・文化を守るために、あらたな連絡会を結成する。大阪府立大学の発展と住みよい大阪の町をつくるために奮闘する決意である。 


2009
年12月7日


                 
大阪府立大学問題を考える会

              旧府立系4大学OB・OGの会

                旧大阪府立大学

                旧大阪女子大学

                旧大阪府立看護大学

                旧大阪社会事業短期大学

 

              代 表 中井 英二(大阪府立大学卒)

                  野ア  清 (大阪女子大学卒)

       

    会の趣旨に賛同される方は、事務局にお知らせください。


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